インフルエンザワクチン

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 インフルエンザワクチンはインフルエンザの唯一の予防です。

免疫効果は約5〜6ヶ月持続しますので、インフルエンザ流行期の3〜4月頃まで効果があります。接種後、免疫ができるのに4週間くらいかかります。12月終わり頃から流行りだすインフルエンザに間に合わせるには、少なくとも11月中までには接種しましょう。

年齢が小さいほど、免疫はできにくくなります。そのため13歳未満は2回接種となります。接種したら、インフルエンザに罹らないわけではありません。罹患したときに抵抗力(免疫力)をつけるためのワクチンです。接種したからといって油断せず、日頃の予防もきちんとしましょう。

高齢者や慢性疾患(肺気腫、慢性気管支炎、喘息、糖尿病、心疾患など)をおもちの方はとくにお薦めします。インフルエンザの死亡の90%は65歳以上の高齢者です。そのため65歳以上の高齢者には市から負担金があります。
ただし、ワクチン接種は予防医療のため自己判断・責任となり、自己判断が全くできない重度の痴呆者や意識のない方は接種できません。未成年の場合は保護者の判断・責任となります。

妊婦さんの接種は日本では原則接種しないこととされています。外国では逆に高齢者は慢性疾患患者と同様に接種が勧められています。妊婦さんがインフルエンザに罹ると胎児にも影響し、また治療薬が飲めないからです。日本側の理由は「安全性が十分に確立していないから」です。授乳をしている場合は問題ありません。

インフルエンザ罹患の危険があるのに、何らかの理由により予防のワクチンが接種できない人(自己判断ができない高齢者、妊婦、ワクチンアレルギーなど)は、周囲の人たち・家族が代わりにしっかり予防することをお薦めします。受験生がいる家庭も同じです。本人だけでなく、その周囲の人たちもしっかり予防してあげましょう。インフルエンザに罹るとその感染性から、たとえ症状が軽くても、数日は自宅待機をしなければなりません。その日が受験日と重なってしまったりしたら、大変です。

ワクチンの副作用は注射した局所の症状(赤くなる、硬結、全身症状では感冒様など)がほとんどです。命にかかわるような重大な副作用はショックを起こすほどのアレルギー反応や脳症などありますが、2500万人に1人程度で、他のワクチンに比べても最も少ないワクチンのひとつです。

ワクチンの効果
インフルエンザの罹患のリスクはワクチンにより40〜50%軽減されます。また死亡のリスクは約80%軽減、肺炎を50〜60%減らす効果があると報告されています。



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