タバコミニ知識Part2

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 大切な人を巻き添えにしていませんか?

子供たちへの害についてお話します。最近、中高年男性の喫煙率は減っていますが、十代の喫煙率は非常に高くなっています。親が喫煙者の場合、子供の喫煙率も上がります。受動喫煙によるニコチン暴露・煙慣れ、初めてのタバコが手に入りやすい、親も吸っているという安心感、大人へのあこがれ、興味…。
<親の喫煙は子供の喫煙を促す>

 受動喫煙で子供が喘息、気管支炎、中耳炎を患うことはよく知られています。その他、知能の低下、身長も伸びにくくなるという報告もあります。子ども病院の先生の話ですと、受動喫煙を受けている子供の血中の鉛濃度が上がります。鉛は脳との親和性が高く、鉱物ですから、いったん身体に入ると蓄積してゆきます。
<鉛は成長を妨げ、知能を低下させる>

若い細胞ほど害を受けやすいため、成人後の発癌率が上がるし、発症年齢も早くなります。
<例癌になりやすい、50代で癌死亡率が上がる>

妊婦の喫煙や受動喫煙で胎児も大きな影響を受けます。血流低下や酸素不足で胎児の成長が妨げられ、低体重児や流産の原因になります。また生まれた後も乳幼児突然死症候群を引き起こしやすくなります。キレル子供や犯罪者になりやすいという報告もあります(妊婦の喫煙本数に相関して子供の犯罪率上昇)。

妊婦の喫煙・受動喫煙でタバコの有害物質が胎児へも流れていることがわかりました。島田市民病院とこども病院の先生が報告しています。生まれたばかりの赤ちゃんの尿からニコチンが検出されました。お母さん本人が喫煙している場合はもちろんですが、受動喫煙を受けているだけでも、ニコチンは検出されました。動物実験では、お母さんよりも胎児の方がニコチンが高いと報告されています。
<お腹の中にいるときから赤ちゃんはニコチン中毒>

そして若い細胞ほど害は受けやすいのです。胎盤から赤ちゃんへと移行している有害物質はニコチン以外にもある可能性は十分あると思います。
 子供や赤ちゃんへのこうした影響も一種の虐待だと思いませんか?



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